外出先や自宅で気軽に、そして快適にネット生活を過ごすために WiMAX の契約を考えているけれど、「どのサービスを選べば良いのか分からない」という人は少なくないはず。
そういった人のために「本当におすすめのサービスはどれか」を徹底的に解説していく目的で当サイトを開設したというのもある。
そのためには数あるサービス1つ1つを知っておく必要があるのだが、今回はその第13回目として最大4ヶ月料金が無料となることをアピールしている「ASAHIネット WiMAX2+」を紹介していくことにしよう。
目次
ASAHI(アサヒ)ネット WiMAX2+とは

ASAHIネット WiMAX2+ とは、株式会社 Asahi Net が運営している WiMAX のプロバイダの1つ。
通信系サービスとしては固定回線も提供している知名度の高い会社が運営していることもあり信頼感はあるかもしれないが、他社と比較すると料金面や特典面を含めてもおすすめはできない。
詳しくは後述するが、WiMAX を契約するなら「GMO WiMAX2+」が最もおすすめ。ASAHI ネット WiMAX2+ よりも遥かに高額なキャッシュバックを現金で受け取れるからだ。
ASAHIネット WiMAX2+ の特徴(メリット・デメリット)

いきなり否定から入ってしまったが、ASAHIネット WiMAX2+ のサービス内容を踏まえてその理由を他社と比較しながら紹介していこう。
初期費用は登録手数料がかかるのみ。端末代金は無料
登録手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 無料(本来20,000円だが、現在は無料) |
初期費用は3,000円の登録手数料がかかるのみ。端末代金は本来は20,000円かかるところ、現在は無料となっている。
この辺りは他社と同じなので、深堀りするところはない。
プランは2種類。最大4ヶ月無料は一見魅力的だが、他社の方が安い

プラン | ギガ放題プラン | 定額プラン(月7GB) |
---|---|---|
開通月〜3ヶ月目まで | 無料 | 無料 |
それ以降 | 4,290円 | 3,610円 |
LTEオプション料金 | 無料(通常は1,005円) | 無料(通常は1,005円) |
月額料金は表のとおり。
LTEオプションというのは WiMAX は速度は抜群に速いが建物の中や山間部などで電波が繋がりづらいという特性があるため、繋がりやすい LTE回線を非常時に使えるというもの(月7GBまでで制限がかかる)。現在 WiMAX のエリアは拡大してきているのでまず必要はないが、あって損はないものだ。
肝心の月額料金だが、他社と比較して違う点は開通月から3ヶ月目まで無料なところ。とはいっても、総合的にみれば ASAHIネット WiMAX2+ は割高感は否めない。
WiMAX のプロバイダを選ぶときに後悔せずに済む基準は「キャッシュバックを含めた3年間(契約期間)の総額を他社と比較して安いかどうか」なので、そういった意味では先ほど紹介した「GMO WiMAX2+」が最安となる。
契約期間は3年。途中で解約すれば高額な違約金がかかってしまう点に注意
利用期間 | 解約金 |
---|---|
1年目 | 19,000円 |
2年目 | 14,000円 |
3年目以降(更新月は除く) | 9,500円 |
利用期間に応じた解約金の内訳は表のとおりだが、金額的には他社とほぼ同じなので高くはない。
契約期間は3年。途中で解約すれば高額な違約金がかかってしまう点に注意
利用期間 | 解約金 |
1年目 | 19,000円 |
2年目 | 14,000円 |
3年目以降(更新月は除く) | 9,500円 |
利用期間に応じた解約金の内訳は表のとおりだが、金額的には他社とほぼ同じなので高くはない。
取り扱い端末は4種類。迷ったら最新の端末を選ぶべき
W06 | WX05 | HOME L02 | HOME 01 | |
通信速度 |
下り最大 |
下り最大 440Mbps 上り最大 75Mbps |
下り最大 1Gbps 上り最大 75Mbps |
下り最大 440Mbps 上り最大 30Mbps |
同時接続 | 16台 | 10台 | 42台 | 22台 |
連続通信時間 | 最大約9時間 | 最大約16時間40分 | – | – |
連続待ち受け時間 | 約800時間 | 約700時間 | – | – |
各プロバイダによって異なるが、取り扱っている端末は以上のような感じ。分かりやすいのは、下りの速度。旧機種「WX05」と比較すると新機種「W06」は明らかに速くなっている。
また、繋がりやすさも良くなっており、契約後更新月までの3年間毎日のように使うことを考えれば、旧機種を選ぶ理由はない。
迷ったらとりあえず速度が速くて安定性の高い最新の端末を選ぶべきだ。
ASAHI ネット会員のセット割引について
- ASAHIネット LTE
- 新超割モバイル
- ハイスピードモバイル
- 光ファイバー接続
上に挙げた ASAHIネット会員のサービスを利用すればセットで割引となるのだが、割引額が月200円ほどなので正直契約する価値はないだろう。
長期利用割引について。恩恵を受ける人は少ないはず
ASAHIネット会員の割引とは別に、3年間利用すれば月500円の割引も受けることができる。
一見お得に感じるかもしれないが、WiMAX は基本的に契約期間一杯使った後は(更新月になったら)解約して新規で契約し直すべき。
その方が速度が速く安定感のある新端末を使えたりキャッシュバックなどの特典を受けることができるため総合的にはメリットが多いからだ。
そうしたことを考えると、この割引を受けれるからといって契約する必要性は全く感じないというのが正直なところ。
ASAHI(アサヒ)ネット WiMAX2+ はおすすめしない。「GMOとくとくBB」の方がおすすめ
プロバイダ名 | CB額 | 3年総額 | 月額料金 |
ASAHIネット WiMAX | 0円 | 137,280円 | 3,813円 |
GMO WiMAX2+ | 34,700円(現金) | 120,460円 | 3,346円 |
JP WiMAX | 10,000円 (アマゾンギフト券) |
124,100円 | 3,447円 |
WiMAX を後悔することなく契約するためには、「キャッシュバックを含めた3年間の月額料金の総額から月額料金を割り出し、もっとも安いものを選ぶ」ことだ。
上の表は、今回紹介した ASAHIネット WiMAX2+ と当サイトで紹介したすべての WiMAXプロバイダの中から上位2社をピックアップして比較したものだ。
結果、GMO WiMAX2+ が最も安いのは見てのとおりだが、キャッシュバックが現金で受け取れる点も見逃せない。半年以上は実質無料で使える計算になるからだ。
というわけでこの記事では ASAHIネット WiMAX2+ について紹介してきたが、上記の理由から他社で契約した方がお得感があるのは間違いない。
当サイトで最もおすすめなのは、先ほどから紹介している「GMO WiMAX2+」だ。高額なキャッシュバックが現金で受け取れるため、3年間トータルの金額が他社と比較して安いことが最大のメリット(というか WiMAX はこの理由で選ぶのが一番損をしないで済む)。
検索して公式ページから契約するよりも当記事のリンクから契約した方がキャッシュバック額が多いため、契約を検討している人は必ず以下のリンクから公式サイトをチェックしてみよう。