外出先や自宅で気軽に、そして快適にネット生活を過ごすために WiMAX の契約を考えているけれど、「どのサービスを選べば良いのか分からない」という人は少なくないはず。
そういった人のために「本当におすすめのサービスはどれか」を徹底的に解説していく目的で当サイトを開設したというのもある。
そのためには数あるサービス1つ1つを知っておく必要があるのだが、今回はその第7回目として、WiMAX プロバイダの中でも比較的新しい「DTI WiMAX2+」を紹介していくことにしよう。
目次
DTI WiMAX(ディーティーアイワイマックス)とは

DTI WiMAX とは、ドリーム・トレイン・インターネット株式会社が運営する WiMAX のプロバイダだ。
面倒な手続きが必要なオプションへの加入や高額なキャッシュバックがない代わりに、月額料金が2ヶ月間無料というシンプルな料金プランが最大の特徴だが総合的にみれば他社の方がおすすめ。
詳しくは後述するが、WiMAX を契約するなら「GMO WiMAX2+」が最もおすすめ。@nifty WiMAX よりも遥かに高額なキャッシュバックを現金で受け取れるからだ。
DTI WiMAX (ディーティーアイワイマックス)の特徴(メリット・デメリット)

契約前に確認しておきたい、DTI WiMAX の特徴を紹介しておこう。
初期費用は契約事務手数料が 3,000円 かかるのみ
プラン | ギガ放題プラン | モバイルプラン |
---|---|---|
契約事務手数料 | 3,000円 | 5,500円 |
初期費用はプランごとに料金が異なり、モバイルプランはなぜか割高となっている。後述するが、モバイルプランは初期費用が高額だが、月7GBしか使えないことからも正直契約する価値を感じない。
プランは2種類。ギガ放題プランは最大2ヶ月間無料

利用期間/プラン | ギガ放題プラン | モバイルプラン |
---|---|---|
1〜2ヶ月 | 0円 | 3,500円 |
3ヶ月目 | 2,590円 | 3,500円 |
4ヶ月目以降 | 3,760円 | 3,500円 |
ギガ放題は文字通り(3日で10GBの制限はあるものの)無制限で使えて、モバイルプランは月7GBで制限がかかるプランとなっている。
コスパを考えれば月7GB しか使えないプランをあえて契約する人はいないはずなので、ここではギガ放題プランを中心に紹介していく。
純粋な月額料金だけでみれば他社と比較して安い方ではあるが、DTI WiMAX のキャッシュバック額はそれほど多くはないため(条件もやや厳しいし)、総合的にみれば安くはない。
WiMAX のプロバイダを選ぶときに後悔せずに済む基準は「キャッシュバックを含めた3年間(契約期間)の総額を他社と比較して安いかどうか」なので、そういった意味では先ほど紹介した「GMO WiMAX2+」が最安となる。
契約期間は3年。更新月以外に解約すると違約金がかかってしまう
利用期間 | 1〜12ヶ月 | 13〜24ヶ月 | 25〜36ヶ月 | 37ヶ月以降 |
---|---|---|---|---|
解約金 | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 | 更新月以外は9,500円 |
注意しておきたい点として、キャリアでスマホを契約するのと同じく契約期間の縛りが存在し、更新月以外に解約すると違約金がかかってしまう。
かなり高額に感じてしまうかもしれないが、他の WiMAX のプロバイダと比較すると普通(もっと高額な違約金がかかるところもある)。
取り扱い端末は4種類。好きな端末を選ぶことができる

端末 | W06 | WX05 | HOME L02 | HOME 01 |
---|---|---|---|---|
通信速度 |
下り最大 | 下り最大 440Mbps 上り最大 75Mbps | 下り最大 1Gbps 上り最大 75Mbps | 下り最大 440Mbps 上り最大 30Mbps |
同時接続 | 16台 | 10台 | 42台 | 22台 |
連続通信時間 | 最大約9時間 | 最大約16時間40分 | – | – |
連続待ち受け時間 | 約800時間 | 約700時間 | – | – |
- 外出時に使う:W06
- 自宅でのみ使う:HOME L02
取り扱い端末は計4種類で、契約時にどの端末かを選ぶことができる。外出時に使える端末だけでなく、自宅でのみ使用する端末も選ぶことができるのは嬉しいポイント。
「どれにしたら良いのかわからない」と迷う場合はとりあえず最新の端末を選んでおけば間違いはないはずだ。
NTTグループカードへの新規入会で計6,000円のキャッシュバック

DTI WiMAX2+ 独自の特典として、NTTグループカードに新規入会することで、計6,000円のキャッシュバックを受けることができる。
内訳としては、月額料金から1年間 500円 をキャッシュバックするというもの。少し分かりづらいが「カードに入会すれば1年間は月額料金が 500円引きになる」と捉えてよさそう。
500円のためだけにカードを新規に契約するのは正直おすすめできないし、それならば数ヶ月待っていればキャッシュバックを受け取れる「GMOとくとくBB」を契約した方が断然お得感があるはずだ。
DTI Club Off (DTI会員限定)の割引や優待を受けることができる

DTI WiMAX2+ にはもう1つ独自の特典がある。それが「DTI Club Off」という会員サービス。
契約と同時に DTI会員となるため特別な手続きは不要で、全国の宿泊施設やレジャー施設で割引を受けることができるので、これが実質 DTI WiMAX2+ を契約する最大のメリットなのかもしれない。
とはいっても、そこまで頻繁に遊びに行くかというとそうではないだろうし、それならば月額料金が少しでも安かったり高額なキャッシュバックを受け取って、浮いたお金で旅行にでも行った方が有意義なはずだ。
auスマートバリュー に加入することができない
DTI WiMAX2+ は「au ユーザーは1,000円、UQ mobile ユーザーは300円安くスマホが使える」auスマートバリューという特典を受けることができない。
他社ではこの特典を受けることができるのだが、これが受けれないというのはデメリットだと言えるだろう。
auユーザーにとってはデメリットでしかないので、auユーザーは「GMOとくとくBB」を契約した方が遥かにおすすめだ。
DTI WiMAX2+ の口コミ評判、使った感想など
Twitter で調べてみたが、使ってみたリアルな感想は得られなかったが、注目べきは3番目のツイートだろう。
3年間の支払い総額を計算したものだが、やはり「GMOとくとくBB」が安いことが分かる。
DTI WiMAX2+ についてのまとめ

プロバイダ名 | CB額 | 3年総額 | 月額料金 |
---|---|---|---|
DTI WiMAX | 6,000円(カード契約が必要) | 129,670円 | 3,602円 |
GMO WiMAX2+ | 34,700円(現金) | 120,460円 | 3,346円 |
JP WiMAX | 10,000円 (アマゾンギフト券) | 124,100円 | 3,447円 |
WiMAX を後悔することなく契約するためには、「キャッシュバックを含めた3年間の月額料金の総額から月額料金を割り出し、もっとも安いものを選ぶ」ことだ。
上の表は、今回紹介した DTI WiMAX と当サイトで紹介したすべての WiMAXプロバイダの中から上位2社をピックアップして比較したものだ。
結果、GMO WiMAX2+ が最も安いのは見てのとおりだが、キャッシュバックが現金で受け取れる点も見逃せない。半年以上は実質無料で使える計算になるからだ。
- 月額料金だけをみると比較的安め
- NTTグループカードへの新規入会で6,000円のキャッシュバック
- 契約するだけで DTI Club Off の会員特典を受けることができる
- 特典の条件がやや厳しいだけでなく、特典内容自体がそれほどお得感を感じない
- 総合的にみて、他社の方がメリットが大きい
というわけでこの記事では DTI WiMAX について紹介してきたが、上記の理由から他社で契約した方がお得感があるのは間違いない。
当サイトで最もおすすめなのは、先ほどから紹介している「GMO WiMAX2+」だ。高額なキャッシュバックが現金で受け取れるため、3年間トータルの金額が他社と比較して安いことが最大のメリット(というか WiMAX はこの理由で選ぶのが一番損をしないで済む)。
検索して公式ページから契約するよりも当記事のリンクから契約した方がキャッシュバック額が多いため、契約を検討している人は必ず以下のリンクから公式サイトをチェックしてみよう。